BSアニメ夜話 クレヨンしんちゃん オトナ帝国

なかなか内容のある回になっていたんじゃないだろうか。マンガ夜話と比べると、出演者間のコンビネーションや役割分担、分析の仕方などまだまだだとは思うけど、おもしろくはあった。内容の濃さは、唐沢と岡田（司会なのに）の熱い語りに支えられていた面が大きいけどね。
マンガ夜話と違ってVTRを用意しなくてはいけない分、ある程度進行を決めて始めないといけない（完全なフリートークができない）のは仕方ないのだろうけど、そういう番組構成のせいで未だ番組のリズムができあがっていない感じはする。アニメ夜話が始まったときは、ネタ的にちょっとやってみましたという感じなのかと思っていたんだが、どうもこれからもこの企画は続けていくらしい。そうするとこれからマンガ夜話のようにこなれていくんだろうか。
国生さゆりは、カリオストロ、パトレイバーに続いて3回目の出演、かな。この番組を見るようなヲタの人たちには不評らしいが、イメージ的にはマイナスにしかならなさそうな番組に出演して普通に語っているこの人はイイ。むしろ何かふっきれているような？（笑）　今日なんて岡田に替わって番組をしきったり暴走する志らくを抑えたりして、慣れた様子。準レギュラー確定か？
アニメマエストロの氷川竜介も同じく大分慣れてきたみたいだ。初めはキモさが前面に出ていたが、今回はそれに比べたらずっと普通に解説をしていた。こうやって人はカメラに慣れていくんだな。相変わらず目はキョドってたけど。背景動画の解説おもしろかったよ。
立川志らくは、何か言う度に一々他の映画を貶すのはどうかと思うが、それなりに的を射たことも言っていておもしろかったので、あれはあれでいいのかもしれない。皆が同じ意見でもってほめているのもキモチワルイしね。
ひろし役の藤原啓治がかっこいいのにはびっくり。イメージが違いすぎる。（笑）