CDプレゼント

UCCH-1011

昨日、こないだここで取り上げたrecoya.jpからCDが届いた。
今月20日までレコヤのサイトで答えると抽選でCDがもらえるというアンケートが行われていて、それに当選したのだ。実はレコヤに登録したのも、OOPS!のメルマガでアンケートについて知ったからなのだが、まさか当たるとは思わなかった。参加者の絶対数が少ないということもあるんだろうけど。
おもしろいのは、アンケート回答者(事前にサイトに登録してあることが前提)が自分の「棚」のウィッシュリストに登録しておいた作品の中からサイトが適当に一枚を選んでプレゼントしてくれるということ。欲しかったCDが一枚もらえちゃうわけだ。
現在サイトでは1月20日締めきりの第二回アンケートが行われているので、気になる人は登録して答えてみるといいかも。
私がもらったのは「モーターサイクル・ダイアリーズ」のサントラ(ASIN:B0002T1ZVW)。ウィッシュリストに入れた数枚の中からこれが選ばれたのは、他は米インディーズのCDばかりなのでたぶんこれが一番手に入りやすかったからだろうが、買おうかと思っていたCDがもらえてとてもラッキー。ちょっと遅れたクリスマスプレゼントを受け取った気分だ。


このサントラが欲しかったのは、第一にはラストに収録されているJorge Drexlerの"Al Otro Lado Del Rio"が聴きたかったからなのだけど、他のスコア*1も素晴らしかった。民族楽器やギターの哀愁の漂う調べに奥行きのある音響がプラスされて、伝統的でありつつも新しく、遠く南米の広さと空気を感じさせるような音楽になっている。そうそう、この映画は音楽も凄くいいと思いつつ観たんだよなあ、なんてことを思い出しつつ鑑賞。
もちろん、Jorge Drexlerの歌もとてもよかった。映画のEDですごく印象的だったこの曲。ギターの繊細な音色と透明感ある歌声が美しい。歌声や曲の感じはブラジルのモレーノ・ヴェローゾに似ている気がする。
検索してみたところ、名前の読みは「ホルヘ・ドレクスレル」。ウルグアイ出身のシンガーソングライター(現在はスペイン在住)で、HMVのニュースによれば、カエターノ・ヴェローゾウルグアイ公演の前座に大抜擢されたところから、“ウルグアイのカエターノ”と称されているそうな。おお、親父さんの名前がでているところからしてあながち自分の耳も間違ってなかったっぽい。(笑) 彼はモスカの新作にも参加してるらしい(ってゆーか、モスカの新作が出てることを知らなかった)。
次は彼自身のアルバムも聴いてみたい。

*1:グスタボ・サンタオラージャ作。「アモーレス・ペロス」や「11'09"01」の短編映画、「21g」など、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの映画で音楽をつけていたのもこの人だそうだ。前二作は見てるけど知らなかった