BSアニメ夜話:銀河鉄道999

マンガ夜話のアニメ版。今回は劇場版についての話。
なつかしいなー、どう進行していくんだろう、なんて思いつつ見ていたら、話はいきなり、原画やそれを描いたアニメーター個人についてというずいぶん細かいところへ。そうきましたか。金田パースというのものを全然知らなかったので興味深かったけど、そこで盛り上がるというのは、夜話としては何かポイントがずれているような気がしないでもない。もっと作品そのものを貶すなり誉めるなりしてほしかった。
というわけで、この番組に足りないのはいしかわじゅんであることが判明。そして岡田斗司夫は司会には向いてなさそうだ。彼自身が普通にしゃべってしまって、強引な進行ができていない。今ごろ大月隆寛の苦労をかみしめていることでしょう。アシスタントは乾貴美子。可もなく不可もなく。
スタッフ話はおもしろかったけど、村上隆のアート話はいらなかったな。日本画のデフォルメの画法とアニメの作画のつながりという解釈はまあいいとして、それを999の話のときにする必要性が感じられない。自分のスーパーフラットの本まで持ち出しちゃって見てらんない。ホントうさんくさいオヤジだわこの人。


明日はカリオストロなんだけど、どうなるだろうねぇ・・・。