人間の証明

田辺誠一、顔がはれてるよ・・・。
太ってるというより、これはもしかして肝臓かどっかを悪くしてるんじゃ。
って、勝手な推測でものを言っちゃいけないが。


このドラマ、話の筋としてはそこそこなんだが、どうも肝心な部分をさらっと流してしまう傾向があるようだ。
例えば学生闘争をある世代と時代を結びつける話のポイントとしてもってきているのはおもしろいと思うんだが、その描き方が雑な気がしてならない。今回も、相馬晴美の自殺で終わらす前に描いておくべき何かがあったのではないか。あの描き方だけではどうにも浅く感じる。所詮経験していない世代がイメージだけで書いているような浅さ。*1回想シーンでの昔の彼女たちのドラマ部分も言っていることもいかにも過ぎて(彼女たちの若い頃を演じる役者が下手くそだという点を除いても)浅い。
ただそれに限らず、他のネタに関してももう一つ二つひっかかるポイントを作るまでネタを深めてから次に話を進めれば、ドラマ全体にもう少し深みがでてくるだろうに、と惜しく感じる。この脚本家はサスペンスのツボがわかってないような気がするな。

*1:ググってみたら、脚本の前川洋一は1958年生まれらしい。それじゃやっぱり世代が違うよな