深夜耐久美術館紀行

昨日、というか日付上は今日だけど、世界美術館紀行を朝方まで見てしまった・・・。私は途中から気づいて見始めたので全部は見られなかったんだけど、1時ごろから5時ごろまで4時間ぶっ通しでやってたらしい。休日前だからだろうが、NHKも無茶するよ。
眠かったけど、おもしろくてね。結局最後まで見てしまった。
フェルメールの絵画を所蔵するマウリッツハイス美術館の回も取り上げられていた。話の中心となっているのはフェルメール、特に「真珠の耳飾りの少女」と「デルフト眺望」。おお、なんてタイムリー。他にもフェルメールの絵画をもつフリックコレクションの回も放送されていたから、意識してそういう編成にしたのかもしれない。
フェルメールの絵に使われている青の元(絵の具)はラピスラズリ。このラピスラズリアフガニスタンから輸入する高価な鉱石だったので、ウルトラマリンブルー(海を越えてきたブルー*1)と呼ばれた。とか、フェルメールはこのウルトラマリンブルーを青以外の色の場所にも使っていたとか、壁の色を表現するために砂を用いていたとか。
興味深い話だった。というか、深夜、寝そうになりながら見てたのに一応ちゃんと内容を覚えてた自分に驚き。(笑)
今回の放送で改めて見た真珠の耳飾りの少女はやはり美しかった。いつか、本物を見に行きたいなあ。

*1:色の名前に使われる「ウルトラ」がそういう意味だということを初めて知った・・・。